9月にサロンコンサートがあります。
全部8弦ギターで弾きます。
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プログラムは

バッハ:リュート組曲第2番 BWV997
シューベルト〜メルツ編:4つの歌曲
ショパン〜ボブロヴィッツ編:4つのマズルカ
メルツ:ハンガリー幻想曲

武満徹〜鈴木大介編:波の盆 / 今朝の秋 / 燃える秋 / ワルツ『他人の顔』
カルロス:アギーレ:イマヘネス
 風に吹かれて/掌の踊り/ロマンサ/カルマ(静けさ)/タンボールのざわめき
ピアソラ:平原のタンゴ/ロマンティックなタンゴ/伊達男のタンゴ

サロンむけのプログラムは
内容の濃いオリジナル作品、
または同時代のギタリストによる編曲作品などを
弾いていきたいです。

特に前半のロマン派部分は、
小さな会場で演奏することの意義もあるように感じます。


それから
今、楽譜の出版も準備中。

これは、
残念なことに日本国内での
エンニオ・モリコーネ作品の編曲出版許諾が
無効になりそう、ということで、
(これは僕だけじゃなくて、日本国内の出版物全て)
ちょうどおかげさまで
もうすぐ『キネマ楽園』曲集が売り切れとなるので、
モリコーネ作品以外の魅力的な作品を追加して
再発売しようとしています。

今、出ちゃってるモリコーネ作品の編曲は
そのまま売り続けられるけど、
増刷は危険な感じみたいなのです。
そういうのって、
要するに、大元の版権会社が
まあ、モリコーネの場合はイタリアにあって、
そこから委託されている日本国内の会社があるのです。
でも、そこが契約無効になってしまうと、
本国イタリアの会社から直接、
編曲に際する原曲使用権料を求められることになるから、
どんな金額を言われるかわからないわけです。

コロナの時に、
バンドでフェデリコ・フェリーニ生誕100周年を
東京 春 音楽祭でやろうとして、
コロナの緊急事態宣言が前の日に出されちゃったので
無観客配信しようとしたら、
フェリーニ作品のほとんどの音楽を書いているニーノ・ロータの
日本国内委託管理会社がなくて、
全部イタリアの出版社と直接契約になってしまうと、
一曲あたり20万円、になってしまい、
演奏会の著作権予算が200万近くなってしまうことがわかって、
急遽、動画じゃなくて静止画と音声だけの配信になったことがあったんですが、
あれに似てる事案ですね。

逆に、モリコーネどうしても欲しい方は
今のうちに『キネマ楽園』曲集か
『the best 2019』曲集をご購入ください。
今後どうなるかわからないけど、当面は
売ってるやつだけでおしまいです。

追加されるのは
「ピンク・パンサー」
「ムーン・リバー」
「シェルブールの雨傘」
「第三の男」
そしてデュオ・バージョンの
「ロッキー・メドレー」と
「ディア・ハンターのテーマ」
だと思います。(予定)


ほんとは人生テンションとメリハリが重要なのですが、
こう暑いともうどういう風に集中のスイッチを入れて良いかもよくわかりませんで、
ただ時間と共に流れてくる仕事としての音楽の中を
仕事という責任感を忘れてつらつらと遊ぶように泳いでいる感じです。
そうやってプログラムや作品ができてゆくのも、
また愛おしい感じ。

頑張りますのでご期待ください!!




























カテゴリー 音楽
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