練習していて思ったのですが、
最近、自分のペース配分がうまくなってきた、のかも。

最近、て今かよ、って感じもありますが....

昔は、1週間くらい間の空いた仕事では、
自分を過信しすぎて
曲を替えすぎたりして、
自滅モードに入っていたのです。

でも、最近は、
半年前に自分が作ったプログラムとかを
本番2ヶ月くらい前の練習の時に見直すと、
あ、この間やったのがここでも弾けるのか〜、
と、比較的レパートリーが自然に移行するように
プランニングされている。

例えば、今度の5月10日のバッハのコンサートでいうと、
BWV996は、先日札幌でほぼ同じ内容(クーラントだけ増える)で
弾いていて、
BWV1012は、実は一昨年くらいから
ずっとコツコツ、っていうかトボトボ練習していたので、
新しく弾いている感じがなくなっていて、
あとはBWV997とBWV1011&997の一部だけなのですが
これに少し時間がかかる、といった感じ。

でも、ここでこれをクリアしておくと、
(そしてトータル15分なのでクリアできる分量)
7月にはここにさらに曲を増やしたバッハプログラムがあり、
そして秋以降にさらにプログラムが増えて行く、、、

という、レパートリーの習得の仕方のペース配分が
やっと自分の能力の限界を理解した感じになってきた、と思います。
その意味では、
一人で選手と監督やってるようなもんですもんね。
ソロの演奏家、って。

そういえば札幌の映画音楽も、
新曲多かったけど、意外にスムーズだったのは
昨年12月の松本のコンサートで弾いた曲を
たくさんそのまま弾けたから、
なんかそういう、長期的なレパートリー計画、
大事ですよね。

僕でいうと、
ソロ・リサイタル
映画音楽、
バッハ
という一人でのコンサートの柱が今あって、
例年はシューベルトとかポンセとか弾いてるソロ・リサイタル、
っていうのを今年はバッハ中心にしてしまっているので、
映画音楽、
アルゼンチン系、
バッハ、
という感じになっていて
だいたい常時3~5時間のプログラムを
維持している状態となっております。

僕にとっては
これだけでも結構大変なんですけど、
要は持っている曲で何プログラム作れるか、
という、レパートリーの汎用性みたいなことも
とても大切なんですね。

これについては
今日はあまりうまく説明できない気がする...
のでまた今度。

鈴木大介 Bachを聴く .JPG鈴木大介 Bachを聴く 裏.JPG






















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