2007年くらいからいろいろな場所でやってきましたけど、
最初の最初は、確か大阪のサンケイ・ホールだったかな。。。。
やってみたら、
ま、予想は予想はつくはずなんですけど、
ムーディな曲ばかりで、
しっとりしすぎて終わった印象....
その後、
派手な曲も入れなきゃと思って、
手っ取り早いのはクラシックの曲で
映画に使われているものを取り入れることだと思い、
あの手この手でシャコンヌ入れたりスペインもの入れたりして、
自分のアレンジも派手目のものが充実してきたのと、
タンゴを弾くようになったので、
わりと盛り上がるプログラムになってきて、
茨木市でやったのはいつだったんだろう、
その5年後くらいだと思いますが、
まあまあ、形になってきた。
※追記
と、思ったら2017年でした
けっこう最近だった

今回、久々に映画音楽リサイタルで、
8弦ギターもきたので、
大幅にリニューアル。
その中で一番弾きたかった
「ピンク・パンサー」とインディー・ジョーンズの「レイダース・マーチ」の
アレンジがまとまってきました。
この二つは、兎にも角にも
自分が楽しむ、ということを主眼に置いていて、
ギターも良く鳴るし、難しさも程々ではないかと思います。
今後の定番確定。
「レイダース・マーチ」は
迫力が出ないかもしれないので
ちょっとチャレンジングかとも思いましたが、
原曲を聴いていて、
ほとんどベースがオルガン・ポイントで同じ音だし、
転調も始まったキーから4度上がって終わる、
ということは
最初をAに設定すれば、Dで終われるじゃないか、気付きまして、
僕の8弦ギターの一番デフォルトな設定は6弦プラスAとDですので、
やってみたわけなんだけど、
案の定、ドンピシャ(って死語か...)。
なんでこんなに音が少ないのに
盛り上がれるんだろう、と不思議なくらい。
ちょうど、ナルシソ・イエペスの演奏していた、
「聖母マリアのカンティーガ集」みたいな、
あるいはタレガ の「グラン・ホタ」みたいな、
ツボにハマりさえすればいくらでもギターは盛り上がりますよ〜〜
というパターンです。
僕はリュートのCDを聴くのが若い頃から好きなんですが、
留学前、20代の頃に六本木のWAVE(僕らの世代にしか通じない、すっごいマニアックな輸入盤が多かったCD店)
で買ったヤコブ・リンドべルイのスコットランドとかアイルランドの
古いリュート曲のCD聴いてたときに、
そばにいた友達(今でも時々会う親友)が、
「これ、この辺の国の人たちって、昔っからブリティッシュ・ロックやってんだな」
って感想を漏らしたけど、
低音のバーン、バーン、バーン、ていうドローンの上で
ひたすらメロディかっこよく弾く感じ、っていうのは、
弦が多い楽器じゃないと成立しない部分もあると思うんですね。
そんなこんなで
練習盛り上がり中。
