練習は4月の札幌公演の前半のアレンジと習得、
バッハなど。
バッハはBWV996のプレリュード〜アルマンド〜ブーレ〜ジーグを
札幌の映画音楽コンサートでも弾こうと思っていますが、
5月くらいには一回、全曲を通して弾く機会がありそうなので
全体もついでに練習しています。
今はクーラントのテンポ設定が定まらなくて、
自分のパソコンのライブラリにある「クーラント」と名の付く楽章を
かたっぱしから聴いているところ。
それにしてもグールドのフランス風序曲のクーラントって遅い...
知ってる限りではBWV996のクーラントはジュリアン・ブリームがかなり遅いのですが、
それを思い起こさせる遅さ。
正直やはり遅すぎるテンポ設定というのは魔物で、
その意図がなくてもロマンティックな香りが漂ってしまうものですね。
じゃあ、ブラームスの間奏曲は遅けりゃ遅い方がいいのか、
ってことではないんだけれど、
やはりアファナシエフとかポゴレリチとか、
遅い方がロマン派文学みたいに聴こえることはある一面においては否めません。
とは言っても僕はBWV996のクーラントは
クーラントの中ではかなり遅い部類だと思っているのです。
それで色々聴いてるけどまだ996のクーラントに対して
これくらいがいいな、というテンポは模索中。
今、グールド『フランス組曲』全曲『イギリス組曲』全曲、
クリストフ・ルセ『イギリス組曲』全曲ときて、
マレイ・ペライアの『イギリス組曲』に入りました。
ヘミオラが一番綺麗にはっきりと感じられるテンポを探しているのだけれど、
迷路に入ったのでもう寝ます。
