先日山尾さんが書いてくださった
ワンダージュークの記事。
http://www.wonderjuke.jp/sonystyle/classic/

この中でもふれられていますが、
僕は昔「The Gadd Gang」というバンドのコピーをやってました。
高校生の頃の甘酸っぱ~い想い出です。

なんでだか知らないけど、
R&Bテイストのジャズに非常に惹かれていて、
スタッフというバンドからはまり始めたんですけど、
コーネル・デュプリーという、すばらしいフィーリングの
ギタリストがいて、その人の真似するんだけど、
こっちはクラシックで、いっつもエッヂのはっきりした
フレーズしか弾いていないから、
「フワォ~ン」みたいな泣きのギターが弾けなくて泣きました。

R&Bテイストのジャズが好きだって言うのは、
横浜生まれだからなんでしょうかね~。
70年代の横浜って、ほんとに
「みなとのよ~こ、よ~こはまよこすかぁ~~」
って感じだったです。
みなとみらいなんて陰もかたちもなかったし、
赤れんが倉庫なんて銃撃戦以外には何も起こらない廃墟でしたから。

あのころ日テレでやってた刑事ドラマとかにも
すごく影響されてるんでしょうね。
「俺たちは天使だ」とか、まだ見たいです。

ハービー・ハンコックが音楽を手がけた、
「Blow Up」という映画のサントラも、
お気に入りの一枚です。
フレディ・ハバート、ジョー・ヘンダーソン、
ジム・ホール、ロン・カーター、ジャック・ディジョネット他、
パーソネルもご機嫌で、
ジミー・ペイジとジェフ・ベックがいたヤード・バーズの
演奏も一曲はいっています。

リー・モーガンなんかもそうですけど、
60年代のジャズの人たちのロック・テイストある演奏って、
ほ~んとかっこいいですよね。なんででしょう。
確実に「とんぺいのヘイユウ・ブルース」に通じる何かがあるよな、
……ん??

あいだ間のバラードで、ムーディな演奏を聴かせる
ジム・ホールも素晴らしいです。
個人的には、こういうジムが一番好きだな。
カテゴリー 音楽
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